『新巻鮭で殴るぞ』



* Live Report

T.M.Revolution

    T.M.R. LIVE REVOLUTION'04
       -SEVENTH HEAVEN-  

          2004/05/09 札幌市民会館




実は高校の宿泊研修が5/7〜5/9の日程だとライブのチケットを取った後に判明
旅行は5/9〜5/11 つまり5/9はハードなスケジュールという事になってしまいます
宿泊研修から帰って来て解散する予定時刻は13時 飛行機は15時5分
少なくとも30分前には空港にいるようにしたい
そうすると全然余裕が無いわけです 死ぬる


5/9朝5時45分起床 同室のクラスメイトも起きだしてきました
今日で宿泊研修も終わりです 疲れますね 何が疲れるってさ
1日目の夜は誰かが消灯時間になっても歯磨いてたり髪乾かしてたりしてて
それを見事教師に見つかって全員クソ寒い体育館で1時間説教だし
って言うかさ寒いんだよ そこの教師共 見えてんだろ
俺の隣の奴半袖半ズボンだよ 死ぬぞ

2日目はカヌー乗った いの一番に転覆 出航後1分も経ってない
タイタニックでもあんな早く沈まねぇ もうみんな叫んでました
あっ・・・・・どわぁぁぁぁぁとか声を上げて
おいなんだその吐息交じりの『あっ・・・・・』って
それから皆壊れる 水温7度ですし 真冬のドーバー海峡か いや サロマ湖だ
そんなことやってようやく帰ってくる間にも時間は迫る さあ間に合うか


しかし神は俺に味方してくれました
解散予定時刻13時のはずが12時に解散 狂喜乱舞です
さぁ家に帰ろうと携帯電話を探そうとして 携帯電話を持ってきていないことが判明
ここホントに北海道かよ と思わせるような太陽の光をビシビシ浴びながら公衆電話へ 



・・・・並んでやがる



こんな時に限って公衆電話に列が ふざけるなと
とりあえず電話をかけ なぜか高校の近くにある耀君の家の前まで向かいます
汗ダラダラ 荷物ズッシリ ( ;´Д`)いやぁぁぁぁぁー!とかやってるとちょうど親が到着


家に帰って速攻準備 風呂入って荷物を鞄に詰め込み 忘れ物は無いな <断言
ライブのチケットは死ぬほど確認したし 基本的にサイフと携帯電話と
ウォークマンとデジカメさえあればいいので
サクッと我が家を出発(滞在1時間)


昨日の寒さがウソのようでした 灼熱です
道民は寒さに強い代わりに気温が20度越えると精神異常を引き起こすので
俺も例外ではなく飲み物がぶ飲み 仕方ない
空港到着は飛行機出発1時間前 あのな 極端すぎるわ


チケ確認


どうでもいいけど 空港ってだいたい涼しいもんだと思ってたら暑いの
クーラー入れてんのかゴラとか思いながら搭乗待合室へ
なんか保安強化で靴脱がされるとか聞いてたんですけど
あれって金属探知機ひっかかった人だけみたいですね
俺ちょっとドキドキでした ある意味 <何よ

260円とか明らかにボッタクリとしか思えないアイスコーヒーを飲み一服
ついでにマイルを確認しようとマイルレコーダーにカードを突っ込み・・・・・
やべ アクセス番号忘れた
どうせ誕生日だろうと入力するも弾かれ もしかしてと思い『0919』と入れても弾かれ
『アクセス番号を確認できません』とか言われてカードをツッ返される かっこ悪すぎる


そうこうしているうちに『新千歳行きに乗る奴はさっさと機内に入れゴラ』との放送
涼しい顔でゲートを通過 <なんで?
機内は結構な乗客数 儲かってるんですかね 朝の便はだいたい埋まってますけど
例によって安全のしおり読んだり機内誌読んだりしてると離陸 とりあえず飛びました


飛んでるぜ


飛行機は定刻15時55分より若干早く新千歳空港へ着陸
ドアが開かれると荷物を掴みダッシュ
目的は札幌行き快速エアポートの指定席 指定席に果たして空きはあるのか
エスカレーターを駆け下り 動く歩道をダッシュし 新千歳空港駅へ
さあみどりの窓口へと思ったら 『快速エアポート指定席uシート券売機』の文字
いつの間にこんなの出来たのと思いつつ画面の指示に従って進んでいくと
あっさりと指定席券が出てきた
便利になったモンですね 発車時刻が迫っていたんでまたダッシュでトイレへ


時間ねーよ


トイレから帰ってきたらもう汗だく もうどうでもいい
改札を抜けると列車が発車を今や遅しと待っています
どうでもいいけどなんか新しい車両でした
飲み物を買って飛び乗るとドアが閉まり発車 まあ乗れたからいいや <結局それか


あとは札幌到着を待つのみ


なんか俺の斜め前におそらく寺の坊さんっぽい人が座ってたんですけど
イキナリ携帯電話でクッ喋りやがってうるせぇのなんの テメェいい加減電話切らねェと
テメェの寺に2トントラックで突撃するぞなどと言えるはずもなく
せめてもの抵抗をと弁当食って服着替えてやりました 復讐になってねぇ


期待と不安が入り乱れる


16時40分 列車は札幌駅に到着 とりあえずこのクソ重い荷物をどうにかせねばと
北口を出て左へ行ったらすぐのホテルにチェックイン
荷物を預け タクシーで市民会館に乗りつけると
その時点でえらい人の数に圧倒される
ハタから見れば『宗教の集会でもあるのか?』と思われるかもしれない
とりあえずツアトラを発見したので行ってみる


ツアトラ黒 見えそうであんま見えない側面

ツアトラ白 ちなみに後ろのビルは札幌市役所


周囲は当然女性ファンばかり 肩身が狭い とりあえずツアトラ近くで待機
列が短くなりはじめたところで並び始める
無事入場 そして待ち構えるカメラチェック
多分この時だと思うんだよね半券落としたの
鞄開ける時に落ちたらしい あの係員が自分で開けてればこんな事には <責任転嫁
とりあえずグッズでも買おうかと思ったら親がいない
どこへ行ったかと思ったらグッズ販売のブースに入り込んだ模様
追っかけようとすると網走刑務所の外壁の如く俺の前に立ちはだかる係員 そして大声でこう言った



まもなく開演ですので終演後にお求めください!




ギャース!とか思ってるとちょっと考える
親は売り場に入ってるので
入場の時に渡されたパンフの欲しいグッズに印をつけ親に渡し買ってもらうことに
危ない所だった あやうく終演後の有り得ないグッズ売り場の混雑にブチ当たるトコだった


俺の席は2階の『て』列 階段を登りいざ入場 すっげー
なんか摩周湖来た気分 <霧がかかってるようだと言いたい
端の方だけど結構前じゃんと田舎っぷり絶好調で着席してると


本日は、AIR-G' FM北海道主催、エピックレコードジャパン後援
 T.M.Revolution T.M.R. LIVE REVOLUTION'04
 -SEVENTH HEAVEN-にご来場いただき・・・・・



とアナウンスが流れる ほぉと思った次の瞬間


ターボ!ターボ!ターボ!ターボ!


次々と立ち上がりターボコールをするファン

俺『(これが噂のターボコールか!)』


しかし大声を出すのは忍びないと 代わりにやたらでかい手拍子で参加
ぶっちゃけアレです ノリ方がイマイチわからなかったんです
そこで親が一言


親『なんか「ボッター!ボッター!」に聞こえん?』


それは言うなそれ俺も思ったけど


徐々にボリュームが上がるターボコール すると流れ出す
Key of SEVENTH HEAVEN


ギャアアアアアアアアアアアアアアア!


耳をつんざく大歓声 いよいよか どうなんだどうなんだと身構えていると西川登場
叫ぶファン 会場の温度が上がってゆく 俺の隣のオッサンは座ってるけど
そして『Albireo−アルビレオ−』へ突入 イキナリ飛ばす 見よう見真似で腕を振る俺
最後の方『二人でひとつになって〜』のあたりで『どうせ皆自分の選ぶ〜』と歌ってました

そして『Goin'』『Out Of Orbit〜Triple ZERO〜』『恋ニモマケズ
Engraved On The Moon』と続きます
ここで少し喋る


本ツアーでは2年ぶりの札幌ですけど、札幌はいつも氷のように心を閉ざしてて。
 ね。シベリアも近いですし

遠いって!


続いて『destined for...』『Meteor−ミーティア−』のバラード攻撃
静まり返り西川の歌声を聴く会場 やっべ かっこいいんですけど
次に『ARTERIAL FEAR』 バンドソロ挟んで 『Wheel of fortune
fortuneも好きな曲です
次は何だと思ったら『Joker』  ごめん想像つかなかった


踊れよ札幌!


続き『ウルワシキセカイ』『Zips』『LOVE SAVER』『INVOKE−インヴォーク−
ギャース!まさかラブセをやってくれるとは思ってなかったのでビックリ
ラブセでもやってたしZipsでもヘドバンしてたか 多分してたと思う
INVOKEのあたりでバテ始める俺 ココまで来たからにはやるしかないと気力を振り絞る
そして『Tears Macerate Reason』で本編終了


そして再び沸き起こるターボコール 西川を呼びまくる会場 そして再び登場
次の曲へ行くかと思いきや

今・・・呼ばれるまで座ってた人いるでしょっ。出てくるまで座ってた人いたでしょ。
 知ってるんですよぉ?

ちょっと子供っぽくそんなセリフを

前の奴も後ろの奴も、同じ値段で、同じ気持ちで楽しんで欲しいんで。
 じゃ明日まで待ってますんで、よろしく。

そう言ってサポメンと袖へ引っ込む西川

ターボコール再開 必死の会場 俺も必死だ
数分後ようやく登場 ここらへんでMC


どうしてお前らの心はすぐラベンダー色になっちゃうかなぁ
うまい具合に北海道とかけてるな

キタキツネどこかなっ?キタキツネどこかなぁ?』(腕持ってもじもじする)

人によっていろんな楽しみ方があると思うんですね。
 そこの彼みたいに(口開けてボーっとするマネ)

 これで楽しんでいるかもしれない! そこの彼女みたいに(またマネ)
 これが楽しんでリラックスしてる姿勢かもしれない!


ホラそこのあなた!そこの彼!なんでスイッチを切るの!
 ONにしたらOFFにしないの!入れたら入れっぱなし!

一人の男性をいじる西川

僕は昨日から札幌入りしてたんですけど、北海道って今桜が咲いてるんですね。
 ライブのリハーサルが始まったくらいの時に東京で咲きはじめてて、
 また北上してくとまた桜が見れる、と。
 
北海道、桜咲いてるよな?

会場の反応がイマイチ

新巻鮭で殴るぞ
ツボに入る 再び

北海道は桜は咲いてるんですかっ?

会場『はーーーーーーーーーーーーーい!


SUNAOさんが2年前に来た時の事を忘れていた事が判明
えっSUNAOさん、覚えてないの?
うんうん、うんいいんです。SUNAOさんがね、そんな人間のクズでも。
この仲間と一人の薄情者でね?
集中攻撃


夜のススキノへ消えていった、あの日のことを思い出してっ!
昼のメロドラマみたいです <違


一通り喋った後『群情−GUNJOH−』『ABORT//CLEAR
群情でなぜかすがすがしい気分になる ABORT//CLEARは正直覚えてない 記憶飛んだ
そして『LEVEL4』 日替わり曲

ラストは『LIGHT MY FIRE



突然 バシュン! という音とともに銀テープが飛んできた
ユラユラと落ちてくる銀テープ これはいくらトロい俺でもゲットできる速度だ
飛び上がってテープをつかむ しかしなんか反対側から引っ張られてる力を感じる


俺『(誰か掴んでるのか・・・・でもグッズだけで満足して帰れるか)』

普段では考えられない力でテープを引っ張り強引にゲット 許せ <何を
ちなみに銀テープの色はこの色でした
最後は西川も会場もしゃがんで全員ジャンプ 24時間テレビのような団結です

メンバー紹介の後 みんなで手を繋いで礼 袖へはけていく
そして西川だけ再び出てきた


そうだよ・・・・コレが欲しかったんだよ札幌!

イエーーーーーーーーーーーーーーーー!

コレがあるから札幌来るんだよ!

イエーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

もう2年ぶりとか言わねぇ、来年はこっからだいいか札幌!

イエエエエエエエエエエエエエエエエエ!

俺の身体に流れてる血の半分は道産子で出来ている。
言い切る西川

・・・・・ウソかもしれない
ウソかよ!


そしてマイクを置き 口に手を当てる西川



また逢おうぜぇぇぇぇぇぇぇ!!



イエーーーーーーーーーー!



マイク無しでもココまで声が聞こえるなんて この人すげぇやとか思ってると終演のアナウンス
人でごった返すグッズ売り場を横目に退場 20時を少し回った頃でした



テレビ塔とツアトラ白 ボケた



腹が減ったがどこで食うんだという話になったので
どうせ駅にも近いし ステラプレイスの回転寿司でも食おうとさっぽろ駅へと
歩いてるとツアT着てる人やたらいるんです まあ俺もビニールバッグしょってますけどね
この辺でピックネックレス買い忘れたことに気づく

ステラプレイスの回転寿司でたらふく食いました なんかあんま腹減ってなかったけど
どうせ後になれば空くだろうと考えたので

スターバックスでコーヒー買ってホテルへ うぁーっとカーテンを開けると



JR札幌駅



なんか札幌駅の真横と言うか それぐらい近い所なんですね
普通に高架を走る列車が見えます
この後飲み物とか買いに行きました ホテルの高いんだもん
その途中にもツアT着た人居ました 世界は狭いね なんか違う?あそ


ついでに言うとヨドバシカメラも近かったりする


本日のスープ・・・じゃなかった 本日の戦利品
銀テープはクシャクシャにしたくないのでペンに巻いてます


風呂入って寝ながらテレビ見てると爆裂に疲れが襲う
この日の午前中はもちろん宿泊研修中ですから6時30分起床
しかし俺は5時45分には目が覚める早起きっぷり そして1時間座りっぱで適性検査
30分バス乗車 約45分飛行機 約36分列車 約2時間半ライブ 疲れないわけない
とりあえずかなりカオスだったのでさっさと寝た